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退職意思を伝えるの巻

28 7月

7月4日に内定承諾書を書留で送付し、書類手続きが完了したので、翌5日、自分の上司に退職意思を伝えた。

 

伝えるべき相手は4人。副課長2人、リーダー1人、課長1人。その上にも部長がいるけど、自分の口から伝えることはないと判断した。

まず、朝一番で副課長2人をミーティングブースに呼び出して、伝える。

とても驚かれたけど、叱責されるようなことはなかった。時間にして25分ほどだったと思う。

実はこの副課長、2人とも中途採用の方なので、転職そのものを咎められるようなことはないと事前に踏んでいた。

退職する理由・新しく働く会社・家族の理解など、だいたい想像していた内容を尋ねられる。

 

続いて、出勤してきたリーダーにも同様のことを伝える。

リーダーは着任してから半月も経っていない方で、着任直後に退職意思を伝えるのは少々心苦しいものがあるが、しょうがない。

意思を伝えた瞬間に、「え?やめる?君が?」と混乱した後、「メモを取りに戻ってもいい?」とか聞かれたww 優しいリーダーだ。

リーダーとは15分ほどでおしまい。

 

その後、30分ほどして、課長に伝える。実はこの課長も数十年前に転職してきた人だったりする。

基本的には穏やかな口ぶりだったが、「転職しようとすると転職先の事しか考えられなくなるけど、冷静に判断したほうがいいよ」と言われる。

確かにそれは一つの事実だとは思うが、Point of No Returnをとっくに過ぎている自分にとっては関係ない。

また、「15年後を考えて行動したほうがいいよ」ともアドバイスをされたが、それには「15年先まで考えるつもりはありません。35歳までの社会人人生を充実させるために、行動を起こすつもりです」と答えた。

結局、課長との面談は20分ほどで終わった。

 

「退職交渉はケンカだ」と息巻いていたので、実はiPhoneで全部録音していた。

でも、全く録音する必要はこの日はなかった。

 

席に戻った後、尊敬している会社の先輩に退職意思をメールで伝えた。

転職活動を始めた頃から、「もし転職が決まった時には真っ先に伝えたい」と思っていた人。

メールの送信ボタンを押して、開封通知が来た数秒後に電話がかかってきた。

まだ、グループのメンバーには内緒なので、大きな声で話せないのが心苦しかったけど、電話をもらえたことが嬉しかった。

転職活動終了の日。

16 7月

6月28日、社長との面接が終了した後、人事担当者から人事制度などについての説明があり。

いろいろと説明が終わった後、こう言われました。

 

「あなたにオファーを出すことは既に決まっています。あとは待遇等について詰めるだけです。」

 

この日を以て、転職先が決まり、私の転職活動が終わりました。

 

この会社との出会いは、一冊の書籍。ネットでその書籍のレビュー記事を読んで、面白そうな会社だなと思っていました。

会社のホームページには「現在募集はしていません」と書いてあったけど、会社の問合せフォームを通じてダメ元で応募。

で、運良く内定をいただくことができたわけです。

 

こう書くと、とても順調かつ思い通りの転職活動に見えるかもしれないけれど、実際はグダグダでした。

活動期間は1年半。全部で受けた会社は、書類選考も含めると30社くらい。

転職エージェントを通じて受けたところを全て選考落ちし、最後の最後、「この会社でダメだったら転職は止めよう」と思っていたところに通りました。

たくさん受けて、なんとか受かった会社だと「内定もらったから仕方なく行くんじゃないの?」とか思われそうですが、

むしろそれまでの受け方を変えて、ありのままの気持ちで受けたところなので、とても満足しています。

 

人生って何が起こるかわからないな。

 

これから、退職交渉とかいろいろ書いていきます。

丁寧であるということ

2 4月

15分で記事を書く。

働き始めて昨日で丸6年が経過した。6年経ってたどり着いた、仕事に対する考えは

「仕事は難しくない。難しく考えるから、難しくなるだけ」

ということだ。

 

特に、上司に対する振る舞いとか、敬語とか、マナーとかの類はすべからくこれに該当する。

Aという上司が一番偉いとして、その下にBやCが、さらにその下にはDとEがいたとして、BやCは、部下であるDとEに対して「Aさんには気を使えよ!」と指導するけれども、実際のところ、Aはそこまで気を使ってほしくなかったりする。

そもそも敬語やマナーなんてものは、「私、あなたに敬意を払ってるんです」という姿勢が分かればよいわけであって、敬語やマナーは気を使っているけど、全く本音を上司には話しません!とかいう方がよっぽど問題である。

むむ、思ったほどうまく書けないな。

 

僕自身、後輩が徐々に増えてきているんだけど、飲み会とかでサラダを取り分けたりとか、正直煩わしいんで。

それよりも、もっと話を聞かせて欲しい。仕事で何を思ったか。どんなFUCKIN’上司がいるのか、どんな成功体験を積んでいるのか。それを誠意を持って話してくれることこそが敬意だろ!!

 

でも、残念なことには特別扱いされることを喜ぶゲスな輩も少なからず存在するということ。

此処から先はゲーム理論に通ずるものがあるが、上司が特別扱いを喜ぶ人種なのかそうでない人種なのかを、囚人たちは判断できない。

その場合、囚人たちは「特別扱いを喜ぶ上司に特別扱いをしなかった場合」と「特別扱いを喜ばない上司に特別扱いをした場合」を比較する。

前者に比べて後者は「私は敬意を見せたんですよ」ということが周囲にアピールできるというメリット(?)があるため、後者が選ばれることが必然的に多くなってしまう。

特別扱いを喜ぶ上司は、どうか額に「特」の字を印字していただいて、特別扱いしてほしいことをシグナリングとして発信していただきたいものである。

 

以上です。

 

追伸:「○○させていただきます」という表現は、へりくだる相手が不明瞭だし、サ行が続いて自分の発音能力を露呈するだけなので、「致します」の方がいいと思いますよ。

最近の若い者は論

27 3月

大企業で働き始めて、間もなく丸6年になる。デスクワークではコーポレート業務しか経験していないので、社会人というよりは会社人6年という感じだ。
もちろん、一社でしか働いた経験はないのでそれを大袈裟に帰納することはできないけど、大企業というものについて考えてみる。

大企業は無能集団か?
→世間で言われているほどではない。
とにかくたくさんの人が志望し、一定の倍率でふるいにかけるので、とんでもなく優秀な人もいる。
既存の仕組みをブルドーザーのように変えていく人もそれなりにいる。
ただ、大企業はコーポレートガバナンスにかかりっきりなので、その変容は社外からは見えづらいかもしれない。
そのとんでもなく優秀な人の割合は1%くらい。
ただ、個人の能力と集団の能力に相関がないとすれば、やはり無能集団かもしれない。

自分の会社は潰れないと信じ込んでいる?
半々かな。うちの会社は潰れないなどと公言する人はほとんどいない。潰れたっておかしくないという認識は共有している。
でも心の奥底にある覚悟は、やはり他の企業のそれとは比較にならない。どこか心に甘えがあるのは否定できない。

意思決定は遅い?
とんでもなく遅い。というより、意思決定の早さを重視していない。いろんな階層の人同士で議論することを良しとしている。
いち担当は責任を負わない、責任を負えないというスタンスなので、責任を負える人の同意を得るまで時間がかかる。

ある職場の食事風景

23 3月

午前11時40分
上司の動向に目を配り始める。まだ食事に立つ様子はない。まだ仕事を進められそうだ。

午前11時50分
部長が立ち上がる。
「メシ行くか」
はい!と高らかに返事をし、グループの全員に「食事です」と囁く。
全員手を止めて立ち上がり、部長の後を追う。総勢13人。

上司2名の後に続くが、エレベータホール前ではアウトから華麗に追抜き、ボタンを先に押す。

午前11時55分
社員食堂に着く。食べるものを選んでいる余裕などない。提供時間が短く、行列が少ない、速く食べられるメニューを選択する。
ラーメンは基本的に混雑、うどんはロットで茹でるのでロットの谷間に当たらなければ良し。
オススメは定食だ。既にお皿に盛り付けてあるので提供時間の短さに定評がある。
全ては上司より先に会計するためだ。

会計を済ませた後は直ちに13名が座れる座席を探す任務が待っている。
エアコンの下は避けるべし。極力レジに近い座席を選ぶべし。

無事に席を確保出来た後は、上司の到着を立ったまま待つ。目があったら高々と挙手する。
全員揃ったところで、初めて着席できる。

12時00分
部下をイジることを重要なコミュニケーションと勘違いしている残念な上司の話ににこやかに応じるだけの簡単なお仕事です。
話の間隙を突くように、食べ物を流し込む。過度に熱い食べ物は避けるべきだったと後悔する。カレーうどんなどもってのほか。

12時05分
上司より早く食べ終えた後は、いつ終わるか分からないゴルフ話にニコニコし続ける。会話中に携帯メールを確認するなど言語道断。

12時10分
ようやく上司の話が終わり、上司が立ち上がる。ここで立ち上がるのは素人の証。通は上司が自分の後ろを通るのをジッと座ってやり過ごす。

エレベーターホールで今度は上司をインから追抜き、ボタンを押す。

12時13分
着席後は上司に直ちにコーヒーを出す。これで一連のフローは終了。

外出せず座席にいる場合は、全員一緒にランチです。一人ランチなどという反社会的行動は認めるわけにはいきません。
その間、電話は他のグループの人が出てくれるでしょう。
お弁当を持ってくるという独自路線を走ろうとする者もいますが、食事に行くタイミングを見計らい、事前に温めておくように指導しています。
そうすれば、皆と一緒に食べられない理由はないですもんね?

さぁ、今日も楽しいランチタイムが近づいてきましたよ。

姓を変えてみたという話

19 3月

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20120318

上記のリンクを読んで、書いてみる。
私は男性ですが、2007年に結婚をして妻の姓を名乗ることにしました。
早4年半が経ちましたので、ここまで経験したことや思ったことをまとめます。

よくある勘違い・1
「婿養子になったんだよね?」

→婿養子にはなっていません。
婚姻届には「夫の姓」と「妻の姓」のチェックボックスがあり、チェックを入れた方が新姓になります。そこで私は妻の姓にチェックを入れただけの話です。
うちの戸籍には私と妻と息子の3人しかいません。
一方の婿養子っていうのは妻の戸籍に入り、子ども同士で結婚をします(この場合は近親者での結婚が例外的に認められます)。
仮に私が婿養子になった場合には、妻の両親と妻と私が戸籍にいることになります。
私も結婚前はこの違いを理解していませんでしたが、既婚者の方からも「婿養子なのか!」と言われることが多々あります。婚姻届、見たことないのかな…。

よくある勘違い・2
「マスオさんなのね!」

→マスオさんはただ妻の実家にすんで住んでいるだけですよー。第一、苗字もフグ田サザエじゃないですか!

よくある勘違い・3
「家庭の事情なのよね?大変ね…」

→両親から指示されたとか一切ないです。2人の意思で決めました。

では、なぜ妻の姓を名乗ることにしたのか?
その理由はあまりありません。逆に、問答無用で自分の姓にする理由がなかった、というのが理由です。
妻と知り合ってから今に至るまで、妻とはできる限り対等な関係でいようと努めています。
対等な関係でいるのは実はけっこう難しく、就職活動の進捗や就職先での年収、労働時間、プライベートの充実っぷりなどいろんな要素で優位性が表れたりするんですよね。一緒に住んでいて、比較するなという方が難しい。
各々の比較優位を見極め、きちんと伸ばすことで、自尊心と相手に対する敬意を払うことができると考えています。
そんな中で、苗字を問答無用に私に揃えろ!と言うのはちょっと言えなかったなぁ。
私の苗字にしたら、なんだか妙な優位性が芽生えてしまいそうなのが嫌でした。仮に生まれたとして、私がそれを取り戻すのは出来るけど、妻の場合は難しいのでは?と直感的に思いました。

自分の両親にも妻の両親にも相談しましたが、お互い「あちらのご両親にもきちんと相談しなさい」というリアクションでした。どっちも「とんでもない!」とは言わなかった。
これで環境は整ったな、と。

入社してからあまり日が経っていなかったのと、異動のタイミングで名札を変えたことで、あまり仕事には影響はありませんでした。
困ったことと言えば、休憩室で苗字を変えた話を「特に理由はないっすよー」と笑いながら話していたら、見知らぬおっさんに「意味わからんことをするな!」と怒鳴られたくらいでしょうか…

ただ、親戚が一同に会する場で、全員がニコニコしたまま苗字に言及しない状況だった時には、説明責任を自分の両親や妻の両親に負わせてしまったなぁと感じて心苦しかったです。
なんで?という部分にはもっと立ち向かうべきだったかなー。

氏名変更の手続きは、泣きたくなるくらい大変でした。会社の手続きやクレジットカード、キャッシュカード、免許証、年金手帳、健康保険、各種Webサービス…。
特にクレジットカードとキャッシュカード、Suicaが一体型であったため、10日間ぐらい回収されてしまい、10万円くらい現金を毎日持ち歩かざるをえなかったのが面倒でした!

ここでは話を夫婦別姓論まで広げるつもりはありませんが、結婚がこんなに世間ではセンシティブだとは思いませんでした。
夫の姓にする、妻の姓にする、お互いの姓を使い続ける、いろんな選択肢があってもいいんじゃない?くらいに思っています。

辞めなよ、もう。

16 3月

君に会ったのは、3年前。君は新入社員で僕は4年目の現場で働く社員だった。
悪く言えば学生気分が抜けていない、良く言えば宴会部長の君は、
明らかに会社の雰囲気には溶け込んでいなかった。
実習生にもかかわらず、仕事中に漫画を読んでいて怒られたというエピソードは、いかにも君らしくて笑ってしまった。どう見ても、反省してなかったよね。

去年、僕の働く職場に君はやってきた。中でも、最も華やかな部署に。

そして、今の君の体たらくは何だ!
社内ですれ違う時にも伏し目がちに挨拶し、大した仕事も任されず、周囲の評判もボロボロ。
君の目は誰が見たって死んでるよ。そのくせ、SNS上では大口ばっかり叩いているよな。

SNSで見たよ、君の学生時代の写真を。
すげー楽しそうで生き生きしてるじゃないか。なんで会社でああいう顔ができないんだ。
ゲラゲラ笑って、楽しんで仕事すればいいじゃないか。
眉をひそめる先輩は、仕事で上を行って、何も言わせなければいいんだ。

僕が君を見てイライラするのは、明らかに異質な存在である君を、画一的な集団である会社が蝕んでいくように見えるからだ。
うまく適応してくれないと判断するや否や排除しようとする体質に、負けないでほしいだけなんだよ。

君が、学生の時の輝きと現実とのギャップに苦しんでいるのはよくわかる。それをどこで盛り返すか。

残念ながら、君も異動が近いみたいだ。次、君が行く場所は華やかでもなく、激務でもない、つまらないところになりそうだ。
君もそろそろいい年齢になるよな。

働く会社は一つじゃない。
君は会社を辞めるべきだ。

情報と自分の関係を改めてみる

12 3月

iPhoneを使い始めて1年半が経過しましたが、iPhoneを使った情報収集に疑問を感じ始めています。
私のiPhone使用方法はこんな感じ。

・起床後、twitter・Facebook・RSSをチェック。Podcasterを使ってPodcastをダウンロード。日経電子版アプリで記事をダウンロード
・通勤はPodcastを聞きながら日経電子版をチェック。
・仕事中、移動の隙間時間にはtwitter・Facebook・RSSリーダーをチェック
・就寝前もtwitter・Facebook・RSSをチェック

こんな生活を始めて久しいわけですが、最近この情報の入れ方に違和感を感じ始めました。
・相当な時間をtwitter・Facebook・RSSにかけているが、有用な情報に出逢える確率は極めて低く、費用対効果が極めて悪い
・流し読みするクセがついてしまい、じっくり考えながら読む習慣が失われつつある。考える力が衰えている。

例えば、本を読む集中力が最近特に失われています。図書館で借りた本を全く読まずに返すことが増えました。

というわけで、今朝、以下の対策を断行。
1・HootSuiteを削除
最も起動頻度の高かったtwitterクライアントアプリを削除。iPhone購入時からずっと使い続けています。
twitterのチェックは家で行うことにします。

2・facebookアプリの削除
最近、会社関係者が増え始め、リア充アピール大会の場と化しているFBですが、これも中毒性が高いので削除。
これもチェックは家で行うことにします。

3・Readerの削除
これも起動頻度の極めて高いRSSリーダーアプリ。RSSは就寝前にまとめて読むことにします。

4・ブラウザから2ちゃんねるまとめサイトのブックマークを削除
最も中毒性の高いのがこれです。さすがにブラウザを削除するわけにはいかないので、検索するという一手間を挟むことで、閲覧を減らします。チェックは週末のお楽しみに。

正直、これだけでもiPhoneとの関係性が変わります。一人でエレベータに乗った時にiPhoneを立ち上げてみるものの、何も見る物がない…。しかし、これも修行です。

さて、何かを止める時には何かを始めることで、その中毒性を薄めることができるというのはもはや常識です。
代替的に始めたのは、以下の2つ。

1・Podcastの購読チャンネルの増加
インプットの質を変えるという意味合いで、他人のどうでもいいツイートから、もう少し洗練されたPodcastに移行します。
出来るだけ耳で聞き流せる情報で、耳を傾ければ頭に入る程度でOK。
なおかつ、1.8倍速で聞いています。たくさん登録したので1.8倍でないと聞き終わらないのと、1.8倍速までなら日本語英語ともに理解出来るからです。

2・帰路にブログ更新
アウトプットの場があればインプットに対する姿勢も変わるのでは、という期待からブログを始めてみます。
更新場所は帰宅経路の1時間。飲み会後や他人と帰宅をする時には更新しません。
加えて、アプリ削除によって浮いた隙間時間にはブログに書くことについて頭を働かせます。

というわけで、インプットの質を高め、アウトプットの場を設けることで、考える力が少しは身につけばと思っての変革です。

その成果はしばらく後に、まとめます。

こんなものを買った

3 7月

はじめまして。acomと言います。

電化製品全般に興味があって、小さい時から家電量販店を回るのが大好きでした。
就職してから金銭的にも余裕が出て、いろいろな電化製品に手を出しています。

せっかくなので、買った理由や感想を書いていきたいと思います。
写真はiPhoneで撮り、WordPressアプリを使って書きます。

目標としては、「この製品にはこんな機能が備わっています!」という内容は他のブロガーの方々に譲り、それによって生活や価値観がどう変わるのか、というところに重きをおいて書きたいと思います。